2019/8/27
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派遣と契約社員なら契約社員のほうが長期契約で安心・・・ってことはない |
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今回は派遣社員と契約社員の違いについてお話していきます。
派遣社員は派遣会社に雇用され、契約社員は勤務している契約先と雇用契約を結んでいます。大まかにいうと、勤務先に直接雇用されているか、間接雇用されているかの違いです。 しかし派遣社員も「派遣会社と期限付きで契約」しているので、実質契約社員ともいえます。 なお契約期間の決まった働き方という点では同じです。 しかしその内容は契約面や待遇面といったところで派遣社員と全く異なります。
派遣社員は、主に3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月など派遣先と派遣会社との契約内容で変更されます。 初回の契約は大体が3ヶ月のところが多いでしょう。また場合によっては1ヶ月から派遣することもできます。
しかし、契約社員は6ヶ月or1年間と長く契約を結ばれる可能性が高いです。 契約社員の場合、おおむね専門性のある業務につくことが多いため、短い期間で業務を行う人が代わってしまうとその都度新しく任務についた人に業務の手順や注意事項など伝達することになり手間がかかるので派遣社員より長く設定されていることが多いです。 ただし、能力や職場環境に合わない場合は辛い状況になります。
派遣社員は主に時給で計算されて派遣会社から給与が支払われます。 有給や福利厚生なども全て派遣会社が派遣社員に対して付与していきます。 時給のみ計算された給与には特に交通費などが別途用意されることがありますが、大体が最初の契約内容に書かれているようにある程度の決まった金額でしか支給されません。 また、ボーナスなども特別あるわではありません。 契約社員は、時給・月収・年俸といった内容のどれかに当たります。 もし月収であれば、会社の休日はそのままその人も休日扱いになるので、長期休暇でも固定給が貰えます。また有給に関しては勤務先から付与されます。 交通費も契約内容で決まっている点では派遣社員と同じ。 企業によっては業績が良かった場合は、契約社員にもボーナスを付与する可能性もあります。
契約社員のように自社で集めることや広告を出すことで費用がかかってしまうケースが多く、契約社員として雇い入れる人の給料に差が出ることがあります。 派遣はその分、派遣料金のみで雇い入れるので、派遣されるまで費用は全くかかりません。そうしたコストも考えて派遣料金を高く設定して良い人を雇おうとします。 また契約社員は勤務先に全て実権を握られているため、給料などの交渉の余地がほとんどありません。 強く言えば契約を切られてしまう可能性すらあります。 契約終了後に更新や再契約を交わすことができればよいですが、契約の更新がなかった場合その後は職無しになってしまいます。
しかし派遣社員の場合は、派遣先からいただく「派遣料金」によって派遣社員の給料が決まるため、派遣会社に対し給料の交渉を行うことができるのです。 その場合派遣会社は派遣先企業に能力を聞き出し値上げ交渉をしたり、派遣会社で長く勤めてほしい人材であれば派遣会社の方で時給を見直しをしたりします。 派遣の場合は勤務先で期間が終了しても派遣会社から新たに派遣先企業を探してくれたりします。
また、紹介派遣など派遣会社を通して派遣先に社員として直接雇用される方法もあります。 契約期間の長さだけでは根本的な「仕事を続ける」ということにならないので雇用形態にも目を向ける必要があります。 (株)エヌビシーの採用情報はこちら |
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