2019/12/17

明日起きるかも?地震から身を守る。避難訓練と起震車体験~その1~

エヌビーシーでは11月に避難訓練を行いました。
今回は(株)山協印刷様の主導で敷地内の企業様と合同で地震による避難訓練に参加し、平塚市消防署の方から1時間ほどの防災に関する指導と起震車体験を受けたのでお話ししていきます。
 
 

避難訓練開始

  
「訓練開始」
10時過ぎ、建物内の火災報知器が作動。
 
直ちに避難行動を開始し、屋外避難をしました。
 
ぞろぞろと建物内から作業着姿の人や幼稚園の子供たちが集まって来ました。
大人はヘルメット、子供たちは防災頭巾をかぶっています。
一通り集まり各部署、各会社、団体に整列し点呼をとり時間を計りました。
 
今回参加人数が前回より増加したため移動・集合までの時間がかかり、訓練を行うことで時間がかかることの問題点が改めてわかりました。
 
  

地震発生時の避難についての指導と注意点

 
地震の場合揺れが収まるまでは机の下に避難します。室内の場合物が倒れたり落ちてきたりするので安全確保が必要です。
地震発生後、揺れが収まっても建物の倒壊などの危険性があり、建物などは窓ガラスが使われているので、なるべく建物や窓ガラスから離れた場所で待機、頭部を保護できるようにヘルメット着用、ない場合はカバンなどで保護するのもよいとの事でした。

すぐに余震がくることもあるので次の揺れに備えるのも忘れないことも必要です。
火災などの恐れもあるので必要に応じて消火器や応急セット(救急箱)をもって移動、そのため素早く行動に移さなければなりません。

今回は事業所敷地内での避難訓練でしたが、家庭で地震が起きた際は非常持ち出し袋を準備しておく事も重要です。
 
 
 

非常持ち出し袋

  
避難のときには命を守る道具だけをいれます。
最優先で持ち出す【一次持ち出し品】と、避難生活が長引く場合に後で自宅に取りに行く【二次持ち出し品】とに分けましょう。
非常持ち出し袋には、避難時の安全を確保して命を守るための道具を中心に厳選して入れコンパクトにしましょう。
 
一例として
身につけて移動するための防災グッズ
ヘルメット(帽子)、靴、レインコート(雨具)、懐中電灯、手袋、マスク
 
情報収集の防災グッズ
携帯ラジオ、スマートフォン充電器、乾電池、紙とペン、地域の防災ガイドブック
 
応急手当・衛生管理・防寒対策グッズ
応急手当セット、タオル、アルミブランケット、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、ビニール袋、スリッパ
 
トイレ・飲料水・食料
携帯トイレ、飲料水、栄養ゼリー、携行食
 
個人的に必要なもの
メガネ、補聴器、常備薬、女性用品、赤ちゃん用品、ペット用品
 
その他持ち出したいもの
現金・貴重品、保険証・免許証のコピー、思い出の品、ないと困るもの

また、備蓄品の準備もしましょう。
地震などでは支援物資が避難所まで届かないなども想定して1週間程度の飲料水や食料など備蓄しておきましょう。
ローリングストック法といって保存食を日常的に消費し、消費した分を買い足すといった備蓄方法です。
普段食べなれたレトルトやカップ麺、缶詰は避難生活でも安心して食事ができ、保存期間が切れてしまうことを防ぎます。
また、家族構成や状況に合わせて必要なものを備蓄品に加えましょう