2019/9/5
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物流の花形。フォークマンになるために知っておきたいこと~基本編~ |
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今回はフォークリフトの種類と特徴についてお話していきます。 まずはフォークリフトの基本的な性能や稼働の仕組みなどについて解説します。
倉庫などで見かけないことはないフォークリフトは、油圧を利用して昇降・傾斜ができる荷役自動車です。 フォーク(貨物を運ぶためのつめ)を車体前面に備えていることが大きな特徴であることから「フォークリフト」という名称がつけられました。
フォークリフトの主な動きは、車体前方のフォークを貨物の下部やパレットに差し込んで持ち上げることによる運搬です。比較的重い荷物を持ち上げた状態でも走行が可能なため、大量の重い荷物を移動させる際などに大幅な作業時間の短縮が見込めます。 また、マスト(支柱)を伸ばすとフォークが上昇するため、車体の高さよりも高い場所に貨物を移動することも可能です。 一方で、フォークリフトはその構造上、荷役積載時は前面に貨物があり、視界が確保できません。そのため、後退走行を行わなければならないという特徴もあります。 運転に慣れてしまえば問題はないものの、初心者の中にはこの操作を難しいと感じる方も少なくありません。また、事業所によっては「前進禁止」の規則が定められている場合もあります。 フォークリフトは基本的にパレットに差し込めるタイプのフォークを装着していますが、一方で、その他にもさまざまなアタッチメントが装着可能であるという特徴もあります。そのため、装着するアタッチメントを変えれば、より幅広い貨物の運搬や作業に対応が可能です。
フォークリフトの運転のためには、所定の資格が必要です。 それらの資格の内容と、取得方法をご紹介します。
フォークリフトを運転するためには、所定の講習を受けて「フォークリフト運転技能講習」という修了証を取得する必要があります。 また、修了証取得のために受講する必要がある講習は、フォークリフトの最大積載荷重量によって異なります。最大積載荷重が 1t以上のフォークリフトの場合はフォークリフト運転技能講習、最大積載荷重1t未満のフォークリフトを運転する場合はフォークリフト運転技能講習、もしくはフォークリフト運転特別教育の受講がそれぞれ必要となります。 倉庫などへ行くと多くの作業員が運転を行っているフォークリフトは、操作が簡単で、運転をするための資格も取得しやすいと考えがちです。 しかし、講習の受講だけでなく、高い正解率が要求される試験にも合格する必要があり、決して簡単に取得はできません。 そのため、事業所によってはフォークリフトの運転が可能な作業員に対しては別途手当を支給していることもあります。倉庫などへの勤務を考えている方は、フォークリフトの運転資格の取得も考えてみるとよいでしょう。
フォークリフトは、小型から大型まで多くの種類や形状があり、ガソリンエンジンや ディーゼルエンジン他の内燃エンジンで稼働するか、バッテリーにより電動モーターで稼働するかに分かれますが、他にフォークリフトの形状から、大きくカウンターフォークリフトとリーチフォークリフトの2種類のフォークリフトに分かれます。 また、アタッチメントの変更により、より多くの種類の荷物の運搬に利用できます。 それぞれに適した作業は異なります。
日本工業規格の定義では、フォークおよびこれを上下させるマストを車体前方に備え、車体後方にカウンターウエイトを設けたフォークリフトです。 「カウンターフォークリフト」は、フォークとマストが車両の前方にある最も一般的 なフォークリフトです。車体後方に重り(カウンターウエイト)を設けることにより、運搬する荷物の荷重にも耐えられる作りになっています。 もう一つのリフト形式であるリーチリフトよりも大型のために小回りが利かないことと、内燃エンジン式が多いため騒音も多くなっています。そして、屋外での荷役作業に適していて、国内で使われるフォークリフトはこの形式のフォークリフトが多くなっています。
日本工業規格の定義では、リーチフォークリフトは、マストまたはフォークが前後に移動できるフォークリフトです。 「リーチフォークリフト」は、止まったままの状態で、フォークを前後に動かすことができるフォークリフトです。運転は立ったまま行います。室内や狭い場所での利用に向いているという長所があります。 当社の派遣先倉庫内では棚と棚の間を行き来したり棚へ商品を入れたり出したりするため小回りの利くリーチフォークを使うことが多いです。 フォークリフトは、運転操作に慣れるまで時間がかかるところが難しいと感じます。 なぜ難しいのかというと、フォークリフトはハンドルの施行方回とは逆になる後輪操縦で走ります。 そのため普通の感覚で運転すると車体がブレてしまいます。何度も運転して、ブレないように練習することが必要です。フォークリフトの運転に慣れるまで、早くても1週間から2週間はかかるでしょう。 フォークリフトが難しいと感じる理由は、運転操作の正確さや速さもが求められることです。 狭い倉庫内での荷物の運搬をするにはハンドル操作は落ち着いて行い、正確に道路の幅や荷物のサイズを頭の中に入れて運びます。 時間を意識しながら早く運ぶことは、フォークリフトの運転士に求められる技術となるでしょう。
フォークリフトの仕事におけるメリットは、体力のない人や高齢の人、身長の低い女性でも容易に仕事ができます。 スキルを積むことでより仕事もスムーズに、的確にできるようになりますので、体にかかる負担も少なく済みます。 60代になってもバリバリ働くことができるメリットがあるでしょう。
フォークリフトの仕事におけるデメリットは 責任が重大なのが、操作の難しいフォークリフトの仕事におけるデメリットです。 大きな荷物を運ぶため、トラックの荷台や棚にぶつけて傷つけたり、破損させないよう慎重に運搬しなければなりません。 ですが、慎重にしすぎると作業に時間がかかり、時間内に運ぶことができないなどの迷惑がかかります。 時間との勝負でもある物流で、時間がかかることは迷惑にもなりデメリットです。 まずはフォークリフトの免許を取得してみましょう。 免許を取得した後は思い切ってフォークリフトの仕事を探し、転職して、より高収入を得てみるのもいい方法です。 当社エヌビーシーではフォークリフトオペレーターを育成するために会社でフォークリフト免許の取得費用を全額負担してより輝かしいキャリア形成を支援しています。 応用編はこちら (株)エヌビシーのフォークマンの採用情報はこちら |
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